新潟市秋葉区にお住まいの方より雪の重みによって軒樋が破損したので見て欲しいとご連絡を頂きました。

早速破損の状況を確認するために訪問してきましたが、今回破損した箇所は、車庫の大屋根と下屋の軒樋と竪樋です。

写真では分かりづらいかもしれませんが、軒樋が雪の重みによって前傾に傾いている状態でした。

軒樋を施工してから月日がかなり経っていると金具が腐食してきます。

今年の冬は例年以上に雪が降りましたので、腐食や劣化していると金具自体が雪の重みに耐えきれず破損してしまった事例がたくさんありました。

5～6月にかけて雪害に関するお問い合わせを多く頂き、その中でも雨樋の破損も多かったです。

雨樋は、建物を綺麗に維持していく上で欠かせない部材ですので、定期的にメンテナンスすることが大事です。

軒樋の長さが10.3ｍあり、竪樋が片側にしかありませんでした。

片側だけにしかないと途中で落ち葉やゴミが詰まっていると反対側まで雨水を排水することは難しいです。

そのため、左右どちらも竪樋を設置し、軒樋の勾配を少しつけてどちらとも雨水が流れるように工事のご提案をしました。