今回は新潟市中央区にお住まいの方より、屋根と外壁のカバーリングを検討しているとお問い合わせを頂いたことがきっかけで現地調査を行いました。

こちらのお宅は3月で築30年目を迎えるそうで10～15年前に1度塗装を行ってから何もメンテナンスを行っていないそうです。

屋根上の状態

屋根の形状は寄棟板金屋根。

屋根上は全体的に塗装が剥がれていましたが、特に軒先や雪止めアングルまで錆が広がり、雪の重みで破損する恐れがあるくらい状態はひどかったです。

カバーリング工事をご要望されていましたが、葺き替え工事の方が屋根下地をやり直しするため雨漏れ等の心配もいりません。

30年前の屋根下地は経年劣化であまり機能していないですし、今の屋根下地の方が優れていますのでやり替えた方が良いと思いました。

軒樋の状態

そして大屋根に設置されていた軒樋が途中でだれている状態。

だれていることによって集水器までうまく排水することができず、雨漏れの原因にも繋がります。

樋の受け金具が錆びて脆くなっていること、軒樋の経年劣化しているところに雪の重みが重なり、上記写真のような状態になったと考えられます。

外壁の状態

次に外壁を確認。

経年劣化によって所々剥がれや汚れが付着していましたので、再度塗装することに綺麗になります。

元の外壁が吹き付け仕上げでしたので、今回ご提案する内容は同様の吹き付け仕上げでご提案しました。

塗装工事の流れとして外壁の汚れを落とし、下地処理をした上で吹き付け作業に取り掛かります。