今回はリシンの吹き付け塗装とはどういった工事なのかご紹介します！

リシン吹き付け塗装のお宅です。

リシン吹き付けはモルタル外壁仕上げの１種です。別名リシン仕上げとも呼ばれています。

特徴として細かい石や砂などとセメント、樹脂をスプレーガンで吹き付けて施工することで表面が凹凸のある外壁に仕上がります。

上記写真のお宅もリシン吹き付けをしていますが、少し分かりにくいですね。

施工時可能な外壁材

まずはリシン吹き付けができる外壁を3種類ご紹介！

①モルタルの外壁

②ALC外壁

③コンクリート

リシンは幅広く施工可能な仕上げですが、特に用いられている外壁材は上記3種類です。

メリット

●通気性が良い
→リシンの吹き付けは通気性に優れていることで湿気を放出しやすい外壁です。湿気がこもりにくいためカビの繁殖を軽減することが出来ます。

●工事費用が安価
→一般的にローラーで塗装をしていきますが、吹き付けの場合、スプレーガンなどを用いるためローラーよりも早く施工することが可能です。

デメリット

●クラックが入りやすい
→モルタルの外壁材が気温などによって伸縮することで一緒に引っ張られることでクラックが入ってしまいます。（※上記左側写真参考例）

●汚れが落ちにくい
→表面がおうとつになっているためコケやゴミが付着しやすいです。またコケやカビが発生すると増殖し色が落ちにくくなる可能性もありますので定期的な塗装や清掃が必要です。（※上記右側写真参考例）

定期的なメンテナンスを怠ると、クラックや汚れが落ちにくくなります。

平均的な耐用年数は約８年と言われていますので、8年に１回は外壁塗装を行いましょう。