今回は新潟市中央区にてお伺いし軒天・出窓下板金調査の様子をご紹介します。

「軒天に穴、出窓下板金が腐食し穴があき鳥が出入りしているので何とかしたい」とご相談を頂き、現地調査に伺ってきました。

こちらのお宅は築25年。すぐ裏には海が広がっている環境でした。

現地調査～軒天～

まずは軒天です。

正面右側角の軒天に穴があいている状態でした。

穴の大きさは大体コンビニおにぎり4個分。

既存の材質はケイカルでした。

以前左側角も穴があいたそうで修繕され、塗装の後もありましたが潮風によって徐々に剥がれてきておりました。

そして軒天は外壁や雨、紫外線から守る役割があります。

最近は軒がないお宅もよく見かけますが、軒がないと外壁の傷みが早まります。雪や雨が多い新潟県の風土ではあまりオススメできない造りですね。

今回のように軒天が劣化や穴があいていると雨漏れするリスクが高くなりますので、早めに修繕が必要です。

現地調査～出窓下板金～

次に出窓下の板金です。板金が腐食し、いつ板金が剥がれ落ちてもおかしくない状況でした。

左右どちらとも腐食によって穴があいておりましたが、これは塩害が原因です。

塩害の影響で金属は水に触れると酸化反応によって腐食を引き起こします。

コンクリート塀も倒壊防止のため内部に鉄筋が組まれているので、腐食すると大変危険です。

また板金でカバーリングすると同じ現象が発生しますので、違う材質のものでご提案することにしました。