今回は折半屋根の特徴についてご紹介します！

折半屋根といえば、会社や店舗、倉庫などの屋根で葺かれていると思います。

折半屋根の特徴は？

折半屋根の特徴とは・・・

1つの板金を波のような型に形成しているのが折半屋根の特徴です。板金の断面がギザギザになっています。

下地施工をしないでそのまま梁や垂木の上に葺くことが出来る為、下地施工分の費用が抑えられることや断面がギザギザになっていることで強度が高い屋根になります。

折半屋根は耐用年数が20～30年と言われています。

そのため定期的にメンテナンスする必要がありますので、メンテナンス方法について3パターンお伝えします。

①塗装

1つ目のメンテナンス方法は塗装です。

雨漏れしていない場合であれば、塗装することが可能で、特にチョーキング現象、色褪せ、錆等が目立ってきましたら塗装する良いタイミングです！

暑さを軽減したい方は、遮熱・断熱塗料を使用することで多少は室内の温度が低下します。

カバーリング工事・葺き替え工事

2つ目のメンテナンス方法はカバーリング工事です。

雨漏れや漏水の恐れがある場合、カバーリング工事を行うことが可能です。

例えば、屋根材に穴、屋根材を留めているボルトの抜けなどが多いですね。

葺き替え工事よりも解体・処分費や工事期間が短く安価に行うことが出来ますのでオススメです！


3つ目のメンテナンス方法は、葺き替え工事です。

葺き替え工事は、カバーリング工事が出来ないくらい既存の屋根が傷んでいる場合行います。

例えば、上記の写真のように強風によって屋根材が飛散、歪みなどがありカバーリングが不可な場合は葺き替え工事を行うしか方法はありません。

ただ規模が大きい場合は相当な金額が掛かります！

さて今回は3パターンのメンテナンス方法についてご紹介しました。

屋根上ですので、劣化の具合が目視で確認しにくい部分かと思いますが10～15年に1度メンテナンスを施しましょう。