鉄骨階段は丈夫で長持ち、かつ設置スペースを取らないというメリットがあるため、住宅の外付け階段や車庫まわりでよく使われています。
しかし、屋外にある分風雨や積雪の影響を受けやすく、サビが発生しやすいというデメリットも。
今回の階段も、踏板の角や手すりのつなぎ目など、細かな部分からサビが発生し、広がっていました。
塗膜が剥がれて金属がむき出しになってしまうと、そこから腐食が進行しやすくなります。
現地調査の結果、鉄骨階段の骨組み自体はしっかりしており、サビの進行は見られるものの穴あきや大きな欠損はなかったため、塗装による補修をご提案しました。
ご提案した塗装工程は以下の3ステップ!
「ケレン」とは、鉄部に付着しているサビや古い塗膜を削り落とす作業です。
この作業をしっかり行うことで、塗料の密着度が上がり、長持ちする仕上がりになります。
ケレン後、錆の再発を防ぐための下塗り(錆止め)塗料を塗布します。
この工程を省いてしまうと、せっかくの塗装が数年でまた剥がれてしまうこともあります。
仕上げには耐久性・防汚性に優れた「シリコン塗料」を使用しました。
鉄骨階段は人の出入りが多い場所のため、摩耗や雨風に強い塗料を選ぶことがポイントです。
「外階段のサビが気になる」「手すりがグラつくような気がする」「見た目が古びてきたので塗装したい」などこんなお悩みがある方は、一度現地調査をご相談ください。
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