今回傷みが見られたのは『軒天』と呼ばれる部分です。
軒天は屋根の裏側・建物の外周に位置する板で、雨水の吹き込みや湿気の侵入を防ぎ、外壁や屋根内部を守る役割を果たしています。
この軒天が剥がれたり腐食したまま放置すると
雨水が屋根内部に侵入する
軒天材が落下する危険
鳥やハチなどの害獣・害虫の侵入リスクなどにつながるため、早期対応が重要な部材です。
次に下屋側を確認したところ
角が欠けている軒天が1枚
中央部分に亀裂が入っている軒天が1枚の計2枚に不具合が見られました。
剥がれている箇所から断面を見ると、内部が湿っているように見える部分もあり、雨風や日差しの影響が蓄積して劣化が進んだ可能性が高いと判断しました。
調査結果を踏まえ
●大屋根 → 4枚張り替え
●下屋 → 2枚張り替え合計6枚の軒天張り替え工事をご提案しました。
部分的な補修も可能ではありますが、「腐食が出ている部材をそのまま残すと再発リスクが高い」ため、今回の枚数での交換が最適と判断しました。
軒天は雨水・湿気・風・紫外線から屋根を守るための重要な部材です。
見た目の劣化だけではなく、建物内部を守るという大事な役割があるため、腐食が進行する前の修繕が最もコストを抑えられる方法となります。
今回のお客様のように、「屋根の状態が気になったから一度見てほしい」というお問い合わせは年々増えています。
屋根や軒天は、ご自身で確認することが難しい部分ですが、劣化に気づけないまま放置すると雨漏れや建物内部の腐食につながる可能性があります。
剥がれたままになっている
変色やシミがある
風が強い日の後に音が気になる
こうした症状があれば、早期の調査がオススメですので、ぜひお気軽に街の屋根やさん新潟店へお問い合わせください。
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