どちらの部屋も天井に雨染み
雨の日はポタポタと雨が垂れてくる
一部屋は天井にカビが発生し黒ずんでいる状態
カビは健康被害につながることがあるため、早めの対応が必要です。
特に築年数が40年を超える住宅では、屋根下地の劣化が進んでいることが多く、雨漏れが起きやすい状態になります。
屋根瓦全体を確認すると、長年の雨風で劣化している状態が見られました。
お客様のお話では「20年ほど前に瓦が数十枚割れたため交換した」とのこと。
その際の割れの原因は、瓦が釘で固定されていたことが大きな理由でした。
瓦を釘で打ち付けて固定している場合、冬に雪が積もる → 雪解け水が釘に付着 → 氷点下で凍る → 膨張するという動きを繰り返します。
この“凍結膨張”によって釘周りに力が加わり、瓦が割れてしまう現象が起きるのです。
日本海側特有の寒暖差が大きい地域では、特に多いトラブルです。
雨漏れしている部屋の真上の屋根を調査したところ、やはり瓦が割れている箇所を発見しました。
瓦が割れていると、風が強い日には雨が横から吹き込み、瓦の下へ入り込むことがあります。
この “吹き込み雨漏れ” が今回の雨漏れの原因と考えられます。
さらに、瓦をめくって下地を確認したところ、
下地木材が傷んでいる
一部黒ずみが進行している状態でした。
これらは、雨水が長期間滞留していたサインです。
今回の現地調査の結果、部分補修ではなく、屋根全体の下地補強と瓦の葺き直し工事をご提案しました。
既存の瓦をいったん外し、屋根下地(木材)を補強、新しい防水シート(ルーフィングシート)を張り、その上に瓦を元の位置に復旧するという工法です。
瓦自体が使用可能である場合、葺き替えより費用を抑えながら安全性を高められるメリットがあります。
屋根はお家の寿命に直結する重要な部分ですので、安全性を最優先にしたご提案です。
少しでも不安を感じたら、早めに街の屋根やさん新潟店にご相談ください。
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