現地でサンデッキ全体を確認すると、塗装が剥がれている箇所が非常に多い状態で、木部の表面がむき出しになり、場所によっては黒ずみや緑色の汚れも確認できます。
これは、塗装が劣化したことで木材を保護できなくなり、雨水を吸ってしまっている状態です。
外部にある木部は、紫外線や雨風の影響で塗装が徐々に剥がれているため、10年に一度程度の塗装メンテナンスを行うことで、木材の寿命を大きく延ばすことができます。
塗装を長期間行わないと、木部にはコケやカビが繁殖しやすくなります。
コケやカビは見た目が悪くなるだけでなく、木材の内部に水分を溜め込む原因となり、結果として腐食が進行します。
さらに、湿った木材はシロアリの被害にも遭いやすくなります。
実際に今回のサンデッキでも、土台部分や柱、梁に腐食が見られ、木がやせて隙間があいている箇所が複数確認できました。
木造のサンデッキは、どれだけ丁寧に使っていても23年も経過すると経年劣化は避けられません。
今回は部分補修や塗装だけで対応できる段階を超えており、安全面を考えると修繕ではなく造り替えしか方法がない状態でした。
そこで今回は、既存のサンデッキを解体し、新しく造り直す改築工事をご提案しました。
具体的には、
腐食している柱・土台・梁をすべて新しい木材に交換
外周に外壁材を張り、雨風の影響を受けにくくする
これまでの「屋外空間」から、室内のように使えるサンルーム風の空間へ
という内容です。
サンデッキは屋外にあるため、劣化の進行が目に見えにくい場所です。
塗装メンテナンスを行えば長持ちしますが、傷みが進みすぎると今回のように造り替えが必要になるケースも少なくありません。
「塗装が剥がれてきた」「床がフカフカする」「柱が黒ずんでいる」そんな症状があれば、早めの点検がおすすめです。
新潟市でサンデッキの修理・改修・改築をご検討中の方は、ぜひ街の屋根やさん新潟店までお気軽にご相談ください。
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