こちらのお宅では、3ヶ月点検の際に一度金具の調整を行い、その時はいったん当たらなくなったそうです。
しかし、しばらくすると再び金具が当たるようになり、
窓を閉める際に
一度金具に当たってから
引っ張るようにしないと閉まらない
という状態になっていました。
お客様としては「せっかくの新築なので、もっとスムー
ズに閉まるようにしたい」というご希望をお持ちでした。
今回の窓は、LIXIL製 横辷り出し窓(品番:FFA-06909-CKJK)です。
【横辷り出し窓とは】
→窓の上部を軸にして、外側へ押し出すように開く窓のことを言います。
換気性能が高く、雨の日でも使いやすいため、近年多くの住宅で採用されています。
ただ構造上、アーム金具やロック金具の位置が非常に重要で、わずかなズレでも開閉に違和感が出ることがあります。
現地で動作確認を行ったところ、窓を閉める途中で金具同士が干渉している状態でした。
新築間もない住宅でも
建物のわずかな動き
窓枠やサッシの歪み
金具の初期調整不足
などが原因で、このような症状が出ることがあり、今回は単純な微調整では改善しきれない可能性がありました。
当社で無理に調整を行うのではなく、LIXILのメーカー窓口へ直接相談しました。
その結果、「一度金具を取り外し、正しい位置に再調整すれば改善する可能性が高い」との回答をいただきました。
築1年ということもあり、製品を熟知しているメーカー対応が最も確実と判断し、今回はメーカーへ正式に依頼して調整を行うことになりました。
「新しい家だから大丈夫」「少し当たるだけだから様子を見よう」
そう思われがちですが、窓や建具の違和感は早めの対応が重要です。
特に横辷り出し窓は構造が繊細なため、違和感を感じた時点での点検がオススメです。
新潟市秋葉区をはじめ、市内全域で「窓の開閉不良・金具の調整・建具の不具合確認」に対応しております。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
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