実際に屋根へ上がり、下屋と大屋根をそれぞれ確認しました。
下屋部分では、平部と呼ばれる平らな箇所の瓦が2枚割れている状態でした。
谷瓦に接している場所ではなかったため、すぐに大きな雨漏れにつながる危険性は低い状況でしたが、割れた瓦を放置すると、そこから雨水が入り下地を傷めてしまう恐れがあります。
瓦は一枚一枚が屋根を守る役割を担っています。
たった1~2枚の割れであっても、長期間放置することで、雨漏れ・野地板の腐食・補修範囲の拡大といった二次被害につながることがあります。
次に大屋根を確認したところ、瓦自体は1枚も割れておらず、全体的にとてもきれいな状態で、築33年とは思えないほど、三州瓦の耐久性の高さを感じられる屋根でした。
しかし、棟瓦部分のモルタルが剥がれ落ち、屋根の上に飛散している状態を確認しました。
棟瓦とは、屋根の頂上部分に積まれている瓦のことで、その隙間を埋め、瓦同士を固定しているのがモルタルです。
モルタルが剥がれてしまうと、棟瓦の間に隙間ができる・そこから雨水が侵入しやすくなる・強風や地震で棟瓦がズレやすくなるといったリスクが高まります。
特に雨水が内部に入り込むと、屋根の内部構造まで傷めてしまい、雨漏れにつながる可能性があります。
屋根瓦に使用されるモルタルは、一般的に50~60年程度の耐用年数と言われていますが、これはあくまで目安であり、建物の立地条件や気候によって大きく変わります。
実際には、「築20年を過ぎた頃からモルタルの表面が朽ちる・剥がれ落ちる」といった症状が出てくるお宅がほとんどです。
なぜモルタルは劣化するのかというと、強い太陽光、夏と冬の気温差、雨や雪による影響、経年劣化によってモルタルが少しずつ痩せていきます。
特に新潟県では冬になると、大雪が降り気温がマイナスになることも多い地域なので、昼夜や季節による寒暖差が非常に激しいためモルタルの劣化は早まります。
それに凍結と融解を繰り返すことで、小さなひび割れが広がり、表面から剥がれてしまうケースが多く見られます。
今回の棟部の状態を踏まえ、今後も安心してお住まいいただくために棟瓦のモルタルを一度撤去してやり直す方法または既存モルタルの状態を見ながら上塗り補修を行う方法のどちらかをオススメしました。
現状では大きな雨漏れは起きていませんが、「問題が小さいうちに手を入れる」ことで、将来的な大掛かりな工事を防ぐことができます。
屋根は普段見えない場所だからこそ、「少し気になるな」と思ったタイミングでの点検することが大切です。
まずはお気軽にご相談ください。
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