今回のお宅は平屋建てで、築年数は不明ながら30年以上は経過している住宅でした。
お話を伺うと、4年前にも一度雨漏れのご相談をいただき、その際は部分的な修繕工事を実施しています。しかし今回は、その時とは異なる場所から雨漏れが発生したとのことでした。
実際に室内を確認すると、
でした。天井がたるむというのは、内部に水が溜まっているサインでもあり、放置すると天井材が落下する危険性もあるため注意が必要です。
屋根に上がり状態を確認すると、屋根材にはセメント瓦が使用されていました。
セメント瓦とは、セメントと砂を主原料として作られた瓦で、以前は多くの住宅で採用されていた屋根材です。しかし、年数が経過すると徐々に劣化し、
・表面が削れて厚みが薄くなる
・防水性能が低下する
・ひび割れやズレが発生する
といった症状が現れます。
今回の屋根も、瓦の表面が劣化して厚みが薄くなっている状態でした。
さらに、瓦同士にわずかな隙間ができており、そこから雨水が吹き込みやすくなっていました。
瓦屋根は一見しっかりしているように見えても、こうした隙間や劣化によって雨漏れの原因になることがあります。
屋根だけでなく、外回りも確認したところ、雨樋が外れている箇所や劣化している部分が見受けられました。
雨樋は屋根から流れる雨水を適切に排水するための設備で、これが正常に機能していないと、雨水が想定外の方向へ流れ、屋根や外壁に余計な負担をかけてしまいます。
今回のように劣化や外れがある状態では、部分的な補修ではなく、全体的な交換を行った方が安心できる状態でした。
さらに確認を進めると、付帯部分にも劣化が見られました。
まず、波板ポリカが部分的に飛散していたり、ひび割れが発生している状態でした。
ポリカは軽量で扱いやすい屋根材ですが、長年の紫外線や風雨の影響によって劣化し、割れやすくなります。破損したままにしておくと、そこから雨水が侵入する可能性があります。
また、そのポリカ屋根を支えている垂木にも問題がありました。
垂木とは、屋根を支えるための骨組みとなる木材のことで、屋根の強度を保つ重要な部材です。
今回の垂木は、腐食によって一部が折れている状態でした。
垂木が傷んでいると、屋根材をしっかり固定できず、さらなる破損や雨漏れの原因につながります。
現地調査の結果を踏まえ、お客様には今後の安心を考えたうえで、以下の工事をご提案させていただきました。
葺き直しとは、既存の瓦を再利用しながら一度取り外し、下地や防水シートを補修したうえで再度施工する工事です。瓦自体は使える状態でも、下地の劣化が原因で雨漏れしている場合に有効な方法です。
劣化や外れが見られる雨樋をすべて新しく交換することで、雨水を正しく排水できる状態に改善します。
破損しているポリカ波板を新しいものに交換し、腐食している垂木も新しくすることで、屋根全体の安全性と耐久性を回復させます。
・天井にシミがある
・雨のたびに不安になる
・以前修理したのにまた漏れている
このような症状がある場合は、早めの点検が重要です。
当社では、雨漏れ調査から屋根工事、付帯工事まで一貫して対応しております。
お住まいの状態に合わせて最適なご提案をさせていただきますので、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
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