実際に屋根に上がって詳しく確認したところ、大屋根で11枚、さらに下屋では40枚もの瓦が割れている状態でした。
さらに注意が必要なのは、瓦の下にある「屋根下地」の状態です。
屋根下地とは、瓦を支え、その下で雨水の侵入を防ぐ重要な部分のことです。
今回確認したところ、この屋根下地にも劣化が見られました。現在は雨漏れこそしていないものの、防水機能はかなり低下していると考えられます。
このまま放置してしまうと、いずれ雨水が建物内部に侵入し、天井や壁のシミ、さらには木材の腐食など、より大きな被害につながる恐れがあります。
特に下屋の一部では、瓦の割れが集中している箇所があり、その部分については屋根下地の補強が必要な状態でした。
現地調査の段階で雨漏れを防ぐため、割れている瓦の上から黒い防水テープを貼る応急処置を行いました。
この防水テープは一時的に雨水の侵入を防ぐ役割がありますが、あくまで“応急処置”です。
防水テープも紫外線や風雨の影響で徐々に劣化してしまうため、長期間の使用には適していないため、根本的な解決には瓦自体の交換が必要になります。
今回のお宅では、割れている瓦の枚数が多く、さらに下地の劣化も見られることから、単純な差し替えだけでなく「部分的な葺き直し工事」をご提案させていただきました。
葺き直し工事とは、既存の瓦を一度取り外し、下地を補修・補強したうえで再度瓦を設置する工事のことです。これにより、見た目だけでなく屋根全体の耐久性や防水性能をしっかり回復させることができます。
特に劣化が進んでいる箇所だけを重点的に施工することで、コストを抑えつつ効果的なメンテナンスが可能になります。
今回のように、屋根の不具合は普段なかなか目にすることができないため、気づいた時には想像以上に劣化が進んでいるケースが少なくありません。
「雨漏れしていないから大丈夫」と思っていても、実際には防水機能が限界に近づいていることもあります。特に築30年以上経過している住宅では、一度しっかりと点検を行うことをオススメします。
小さなひび割れでも、放置すれば大きな修繕につながる可能性があります。
「これくらい大丈夫かな?」と思ったタイミングが、実は点検のベストタイミングです。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん新潟店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.