新発田市にお住まいのお客様より、「基礎にたくさんのヒビが入っていて心配です。地震の影響かもしれないけれど、はっきりとは分からないので一度見てもらえませんか?」とご相談をいただきました。
住宅の基礎は、建物全体を支えるとても重要な部分です。そのため、ひび割れを見つけると、不安に感じる方も多いと思います。今回はその不安を解消するため、慎重に基礎全体の調査を行いました。
街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。
まずは基礎全体を目視で確認し、その後クラックの幅を専用のスケールで測定しました。
その結果、多くは「ヘアクラック」と呼ばれるものでした。ヘアクラックとは、髪の毛のように細いひび割れのことで、コンクリートの乾燥などによって自然に発生するケースが多く、すぐに大きな問題になることは少ないとされています。
しかしながら、数カ所において約0.6mm程度の幅があるクラックも確認されました。この程度の幅になると、注意が必要です。
一般的に、クラックの幅が0.3mmを超えてくると、雨水や湿気が内部に入り込みやすくなります。
コンクリート内部には鉄筋が入っているのですが、水が浸入するとこの鉄筋がサビてしまい、強度低下につながる恐れがあります。
また、新潟のような寒冷地では、冬場に水分が凍結・膨張することで、ひび割れがさらに広がる「凍害」という現象が起こるリスクもあります。
【ひび割れの主な原因とは?】
基礎にひびが入る原因は一つではなく、いくつかの要因が重なって発生することが多いです。
代表的な原因としては以下のようなものがあります。
・乾燥収縮
・地盤の沈下や不同沈下
・地震などの振動による影響
・施工時の養生不足
今回のお宅は築10年ほどで、建物の傾きや地盤の大きな異常は見られなかったため、経年による乾燥収縮に加え、地震などの軽微な影響が重なったことが原因と考えられます。
今回の調査結果をもとに、お客様には「エポキシ樹脂による補修工法」をご提案しました。
エポキシ樹脂とは、強力な接着力を持つ特殊な樹脂で、コンクリートの補修に広く使用されている材料です。
この工法では、ひび割れ部分にエポキシ樹脂を注入し、内部からしっかりと隙間を埋めていき、表面だけをふさぐのではなく、内部までしっかり補修できるため、強度の回復が期待できるのが大きな特徴です。
またひび割れ補修と聞くと、コーキングで埋めるイメージを持たれる方も多いですが、これは主に表面的な防水処置になります。
一方、エポキシ樹脂注入は構造的な補修であり、建物の強度を保つために有効な方法で、特に今回のように0.3mm以上のクラックがある場合は、より確実な補修が必要となります。
基礎のひび割れ(構造用クラック)をそのままにしておくと、次のようなリスクがあります。
・内部に水が入り込み鉄筋が腐食する
・凍結によってひび割れが拡大する
・最悪の場合、建物全体の耐久性に影響を及ぼす
見た目は小さなひびでも、内部では大きな問題に発展している可能性もあるため、早めの対応がとても重要です。
今回のように、適切な調査と補修を行うことで、建物の安全性をしっかりと確保することができます。
「これくらいのヒビなら大丈夫かな?」と判断するのは難しい部分でもありますので、少しでも気になる場合は専門業者にご相談いただくことをオススメします。
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