現地で屋根の状態を確認すると、軒先から外壁側にかけて板金が広範囲に腐食しており、部分的には穴があいている状態でした。
板金屋根は金属でできているため耐久性はありますが、長年の雨や雪の影響により徐々に錆びが進行し、やがて穴あきへとつながってしまいます。
このような状態になると、屋根材の交換だけでは不十分で、内部の木下地にもダメージが及んでいる可能性が高くなります。
実際に今回も、表面だけでなく内部の補強が必要な状態でした。
今回ご提案したのは「葺き替え工事」です。葺き替えとは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材へと交換する工事のことを指します。表面だけを直す補修とは異なり、下地からしっかりと見直すことができるため、根本的な改善が可能です。
施工範囲は約4.3㎡と部分的ではありますが、劣化が進んでいる箇所をしっかりと直すことで、今後の雨漏れリスクを大きく減らすことができます。
既存の屋根板金を撤去したところ、さらに深刻な状態が明らかになりました。屋根の端部にある「破風」や「鼻隠し」と呼ばれる部材が、雨水の影響で朽ちていたのです。
※破風とは、屋根の側面部分に取り付けられる板材で、風や雨の吹き込みを防ぐ役割があります。
※鼻隠しは、軒先に取り付けられ、雨樋を支える役割を持つ重要な部材です。
これらの部材が傷んでいると、屋根全体の耐久性にも影響が出るため、今回はすべて新しいものへ交換する対応を行いました。
さらに、屋根の防水性能を左右する「下葺き材」も劣化している状態でした。
下葺き材とは、屋根材の下に敷かれている防水シートのことで、万が一屋根材の隙間から雨水が入り込んだ場合でも、内部への浸水を防ぐ役割を持っています。このシートが劣化していると、雨漏れのリスクが一気に高まってしまいます。
そのため、今回の工事では下葺き材も新しく張り替え、防水性能をしっかりと回復させました。
仕上げには、耐久性に優れたガルバリウム鋼板の屋根材を使用し、縦葺きという施工方法で仕上げました。
縦葺きとは、屋根の上から下へと水が流れる方向に沿って板金を取り付ける工法で、雨水がスムーズに流れるため雨漏れしにくいのが特徴です。
今回採用したカラーは落ち着いたブラウン色で、外観にも自然に馴染む仕上がりとなりました。
ガルバリウム鋼板は一般的に30年以上の耐久性があると言われていますが、実際には立地条件や気候によって劣化の進み方は変わります。そのため、15年に1回程度の点検やメンテナンスを行うことが大切です。
今回のお客様のように、「そろそろかな」と感じたタイミングでご相談いただくことで、大きな被害を防ぐことができます。
屋根は普段なかなか目にすることがないため、劣化に気づきにくい部分です。しかし、見えないところで進行する腐食や雨漏れは、気づいた時には大きな修繕が必要になるケースも少なくありません。
「屋根の色が変わってきた」「サビが出ている」「雨音が変わった気がする」など、少しでも気になる点がございましたら、ぜひ一度点検をご検討ください。
お住まいを長く安心して守るためにも、お気軽にお問い合わせください。
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