新潟市西区にお住まいのお客様より、「能登半島地震のあと、家の周りを確認したら基礎にひびが入っていて心配。補助金も使えるなら補修したい」とのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
今回のお宅は築30年ほどの木造住宅です。これまで大きな不具合はなかったそうですが、地震後に初めて基礎部分の異変に気づかれたとのことでした。
街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。
さっそく建物の基礎部分をぐるりと確認したところ、複数箇所にクラック(ひび割れ)が確認されました。特に目立っていたのが「通気口」付近です。
通気口とは、床下の湿気を外へ逃がすために設けられている開口部のことです。この部分は構造的に周囲よりも弱くなりやすく、地震の揺れによる力が集中しやすい箇所でもあります。
そのため、今回のように通気口の近くにクラックが発生するケースは決して珍しくありません。
確認されたクラックは、斜めや縦方向に約3ヵ所。幅はおおよそ0.1mm〜0.5mm程度でした。
ここで重要なのが「クラックの種類」です。
一般的に、
・幅が0.2〜0.3mm程度の細いひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれます
・それに対して、幅が0.3mm以上かつ深さが5mm以上あるものは「構造クラック」と呼ばれます
ヘアークラックは、コンクリートの乾燥や経年変化によって自然に発生することも多く、緊急性はそれほど高くありません。しかし、構造クラックは話が別です。
構造クラックは、建物を支える基礎の内部まで影響が及んでいる可能性があり、放置すると雨水が侵入しやすくなります。さらに、内部の鉄筋が錆びることで強度が低下し、建物全体の耐久性にも影響を与える恐れがあります。
今回のケースでは、0.3mm以上の幅を持つクラックも確認されたため、「早めの補修が必要な状態」と判断しました。
「細いひびだから様子を見てもいいのでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、地震後のクラックは注意が必要です。
一度ひびが入った箇所は、次に大きな揺れが来た際にさらに広がる可能性があります。特に新潟のように地震や雪の影響を受けやすい地域では、早めの対策が住まいを長持ちさせるポイントになります。
そのため、今回のお客様にもヘアークラックを含めた「まとめての補修工事」をご提案いたしました。
基礎のクラック補修には、専用の補修材をひび割れ部分に充填する方法を用います。
これは、ひびの隙間をしっかりと埋めることで、雨水の侵入を防ぎ、基礎の強度低下を防止する工事です。
また、クラックの状態によっては「Uカット」と呼ばれる方法を用いることもあります。これは、ひび割れ部分をあえてU字型に削り、補修材を奥までしっかり行き渡らせる工法です。
ただし、今回のように比較的細いクラックの場合は、無理に削ることで逆に目立ってしまうため、適切な方法を選定することが大切です。
さらに今回は「補助金を活用したい」というご希望もありましたので、適用条件や申請の流れについてもご案内させていただきました。地震被害に関する補助制度は時期や自治体によって異なるため、最新情報の確認が重要です。
基礎のひび割れは、普段あまり気にしない場所だからこそ、気づいた時にはすでに進行しているケースも少なくありません。
・基礎にひびがある
・地震後に不安を感じている
・外壁や床に違和感がある
このような症状がありましたら、早めの点検をオススメします。
街の屋根やさん新潟店では、基礎の点検や補修のご相談も承っております。
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