新潟市中央区にお住まいのお客様より、「地震のあとから基礎にひび割れが入ってしまったので補修したい」というご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
今回のお宅は築5年ほどと比較的新しい住宅です。お話を詳しく伺うと、地震が発生する前までは基礎にひび割れは見当たらなかったそうですが、地震後に外回りを確認した際に初めてクラック(ひび割れ)に気づかれたとのことでした。
また、建築された会社に相談されたところ「地震によるものは保証対象外」との回答だったため、不安を感じて当社へお問い合わせいただいたという経緯でした。
街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。
実際に建物の基礎部分をぐるりと確認したところ、クラックは合計で4ヵ所確認できました。
※クラックとは、コンクリートに発生するひび割れのことを指します。
そのうち3ヵ所は「ヘアクラック」と呼ばれるもので、髪の毛のように細いひび割れでした。
※ヘアクラックとは、幅が0.2~0.3mm程度の非常に細いひび割れのことで、コンクリートの乾燥や温度変化などによって自然に発生することもある比較的軽微な症状です。
これらについては、すぐに建物の強度に影響を与えるような深刻な状態ではありませんでした。
残る1ヵ所については、他の箇所よりも目立つひび割れに見えましたが、よく確認すると少し状況が異なっていました。
この部分には「化粧モルタル」と呼ばれる仕上げ材が塗られており、その表面が一部剥がれていたため、クラックが大きく入っているように見えていたのです。
※化粧モルタルとは、基礎コンクリートの見た目を整えるために表面に塗る仕上げ材のことです。構造そのものを支える役割ではなく、あくまで見た目や保護を目的としています。
つまり、この箇所についても、構造的に深刻なダメージがあるわけではなく、表面の仕上げ材が剥がれたことで目立ってしまっている状態でした。
基礎にクラックが入る原因は一つではなく、以下のような要因が重なって発生することが多いです。
・地震による揺れや衝撃
・コンクリートの乾燥収縮
・気温差による膨張・収縮
今回のお住まいは築5年と比較的新しいため、経年劣化というよりも「地震による外力」と「自然な収縮」の影響が重なってクラックが発生した可能性が高いと考えられます。
現地の状況を踏まえ、今回は以下の工事をご提案させていただきました。
・ヘアクラック部分への補修材充填
・剥がれている箇所への化粧モルタル再塗布
ヘアクラックについては、専用の補修材をひび割れに埋め込むことで、水の侵入を防ぎ、今後の劣化を抑えることができます。
また、剥がれてしまった化粧モルタル部分については、新たに塗り直すことで見た目も整い、基礎の保護にもつながります。
今回のケースは、築5年という比較的新しいお住まいであっても、地震の影響によって基礎にクラックが発生することがあるという事例でした。
幸いにも大きな構造的問題はありませんでしたが、早めにご相談いただいたことで、軽微な補修で対応できる状態でした。
街の屋根やさん新潟店では、小さなひび割れからしっかり調査し、最適な補修方法をご提案いたします。
大きなトラブルになる前に、早めの点検・補修で安心な住まいを守りましょう。
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