新潟市西区にお住まいのお客様より、「地震の影響で大谷石塀の基礎にクラックが入っているので見てほしい」とご相談をいただきました。
今回お伺いしたお宅は築50年ほど。これまで大きな問題はなかったそうですが、能登半島地震以降、塀の基礎部分に複数のひび割れが見られるようになり、「このまま放置しても大丈夫なのか心配」とお問い合わせくださいました。
街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。
現地で確認したところ、大谷石塀の基礎部分にクラックが複数発生していました。
幸いにも、現時点で塀が大きく傾いている状況や、今すぐ倒壊するような危険な状態ではありませんでした。しかし、写真で確認できるひび割れ以外にも数か所クラックが見受けられました。
基礎コンクリートは建物や塀を支える重要な部分です。
小さなひび割れでも放置してしまうと、
といったリスクが考えられます。
特に新潟県は雨や雪が多いため、水分による劣化には注意が必要です。
クラックには大きく分けて2種類あります。
髪の毛程度の細いひび割れです。
幅が0.2~0.3mm程度のものが多く、すぐに危険というわけではありません。
幅が大きく深さもあるひび割れです。
建物や塀の強度に影響する可能性があり、早めの補修が必要になります。
今回確認したクラックは、深さや幅にばらつきがありましたが、今後の劣化を防ぐためにも補修工事を行うことをオススメしました。
今回お客様へご提案したのは基礎クラック補修工事。
クラック補修には「Uカット工法」という方法があります。
Uカット工法とは、ひび割れ部分をU字型に削り、その中へ補修材を充填する工法で、補修材が奥までしっかり入り込むことが出来る工法となっています。
補修材とコンクリートが接着する面積が広くなるため、再び同じ場所にひび割れが発生するリスクを軽減できます。
ただし、すべてのクラックにUカットが必要というわけではありません。
今回のように比較的細いヘアークラック程度の場合は、深さもそれほどないことが多いため、無理に削らず補修材を注入する方法でも十分対応できます。
調査を進めると、クラックだけではなく地震の揺れによってわずかな段差も確認できました。
段差ができると見た目の問題だけではありません。
その隙間から雨水が入り込み、内部の鉄筋まで到達してしまうことがあります。
鉄筋はコンクリートの中に埋まっているため普段は見えませんが、錆びると膨張し、さらにコンクリートを押し割ってしまい、これを繰り返すことで劣化が進行してしまうのです。
今回の補修工事では、段差部分も補修材で埋めることで雨水の侵入を防ぐ施工をご提案しました。
今回の現地調査では、大谷石塀の基礎に複数のクラックが確認されました。
現時点では緊急性は高くありませんでしたが、将来的な劣化や地震への備えを考慮し、基礎クラック補修工事をご提案させていただきました。
クラックや段差部分から雨水が侵入すると、鉄筋腐食や基礎劣化につながる恐れがあります。
「これくらいなら大丈夫かな?」
と思うようなひび割れでも、街の屋根やさん新潟店にお気軽にご相談ください。
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