新潟市東区にお住まいのお客様より、「車をぶつけてしまい、ブロック塀が破損したので修理を考えている」とご相談をいただき、現地調査へお伺いしました。
車の接触によってブロック塀が大きく破損してしまった場合、「割れた部分だけ直せばいいのか」「ブロック塀全体をやり直す必要があるのか」と判断に迷われる方も多いと思います。
特にブロック塀は、見えている部分だけではなく、内部の構造や鉄筋の有無などによっても適切な修繕方法が変わります。
今回は実際の破損状況を確認し、今後の安全面も考慮しながら修繕方法を検討しました。
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現地に到着して確認すると、ブロック塀の一部が大きく破損していました。
写真からも分かるように、ブロックが崩れた部分では、ブロック本体だけでなく、その周辺の土間部分にも破損が見られます。
今回破損していたのは、3列分に加えて1個です。
高さ方向では、3段部分から2段程度、さらに1段目まで破損しており、車が接触した際の衝撃がかなり大きかったことがうかがえます。
ブロック塀は一見すると丈夫そうに見えますが、車が接触するような強い衝撃を受けると、ブロックそのものが割れたり、目地部分から崩れたりすることがあります。
そのままにしておくと、残ったブロックまで不安定になる可能性がありますので、早めに状態を確認することが大切です。
今回、完全に崩れてしまった部分だけではなく、周辺のブロックにも状態を確認したところ、破損した部分の近くにあるブロックのうち、1個に亀裂が入っていることが確認できました。
この亀裂については、現状だけを見ると補修で対応しても問題なさそうな状態でした。
ただし、ブロックは気温の変化などによって多少伸びたり縮んだりします。
亀裂部分を補修しても、今後の気温変化や建物・地盤の動きなどによって、同じ場所に再び亀裂が入る可能性があります。
そのため、単純に「亀裂を埋めれば完全に元通りになる」と考えるのではなく、今後再発する可能性も含めて修繕方法を検討することが重要です。
今回の現地調査で、もう一つ確認できたのがブロック塀に鉄筋が入っていないことです。
ブロックだけでは衝撃や地震などに対する強度を確保しにくいため、一般的なブロック塀では鉄筋を入れて補強することが重要になります。
今回のお宅のブロック塀には鉄筋が入っていない状態だったため、今回のように車が接触して大きな衝撃が加わった場合には、ブロック自体が破損しやすい状態だったとも考えられます。
また、ブロック塀は屋外に設置されているため、長年の風雨や凍結・融解などによって少しずつ劣化することもあります。
今回のように大きく破損している場合には、見た目だけを直すのではなく、既存ブロックの状態を確認したうえで修繕方法を決める必要があります。
今回確認された亀裂の入ったブロック1個については、現状では補修による対応も可能と考えられます。
ただ、先ほどご説明したように、補修したからといって今後絶対に亀裂が入らないわけではありません。
気温による伸縮や、ブロック塀自体の動きなどによって再び亀裂が発生する可能性があります。
そのため、お客様には「現状では補修でも対応できそうですが、今後の再発リスクも考慮して判断する必要があります」とご説明しました。
今回のような車の接触によるブロック塀の破損は、突然発生するため、「どこまで直せばいいのか分からない」とお悩みになる方も多いと思います。
また、事故による破損の場合は、加入している保険が利用できる可能性もありますので、修繕を検討する際には保険会社への確認もオススメします。
ブロック塀の破損をそのままにしておくと、さらなる崩れや二次被害につながる可能性があります。
今回のお宅のように、破損したブロックだけでなく周辺にも亀裂が入っている場合は、まず全体の状態を確認することが大切です。
「車をぶつけてしまった」「ブロックが割れてしまった」「地震や経年劣化でブロック塀が心配」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

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