新潟市東区にお住まいのお客様より、「玄関に雨風が当たりやすく、冬になると戸が開きづらくなることがある」とご相談をいただきました。
玄関には庇が設けられていましたが、その長さが短く、強風の日や雨の強い日には、玄関まわりまで雨が吹き込んでしまう状態でした。
さらに、新潟の冬は雨だけでなく雪にも注意が必要です。風が強い日には雪が横から吹き込むため、玄関に屋根が付いていても、玄関前まで十分に防げないことがあります。
お客様からは、「できれば今ある庇をもう少し伸ばして、雨や雪が玄関に当たりにくくしたい」とのご希望がありました。
そこで、現地の状況を確認しながら、庇を延長する方法や別の対策について検討しました。
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今回の玄関は、庇があるものの、玄関の前を十分に覆うほどの長さではありませんでした。
庇とは、玄関や窓などの上に取り付けられている、外壁から張り出した屋根のような部分です。雨が直接窓や玄関に当たるのを防いだり、日差しを遮ったりする役割があります。
ただ、庇の長さが短い場合、風を伴う雨や雪までは防ぎきれません。
特に新潟市では、冬になると強い風と一緒に雪が吹き込むことがあります。正面から降ってくる雪だけでなく、横から吹き込む雪にも対応しなければならないため、単純に「庇を長くすればよい」とはいかないケースもあります。
今回も、お客様のご希望を踏まえて、まずは現在の庇を延長できないか検討しました。
現地を確認したところ、既存の庇をそのまま前方へ延長する方法は、現実的ではないと判断しました。
その理由の一つが、現在の庇に付いている勾配です。
勾配とは、屋根などに付けられている傾斜のことです。屋根は雨水が流れるように傾斜が付けられていますが、既存の庇を延長する場合も、この勾配や建物との納まりを考えなければなりません。
無理に延長しようとすると、既存部分との取り合いが複雑になり、きれいに納めることが難しくなるため、「今ある庇の先端を単純に伸ばす」という方法はオススメできませんでした。
それでは、現在の庇を延長するのではなく、既存の庇の上に新しい庇を取り付ける方法はどうでしょうか。
実際、このような方法を検討することはできますが、見た目の問題があります。
既存の庇の上に新しい庇を設けると、建物全体として見たときに庇が二重になったような形になり、すっきりした外観にすることが難しくなります。
また、しっかり雨仕舞いをするためには、外壁を一部分剥がす必要がありました。
いくつかの方法を検討した結果、今回のお客様には、玄関前にテラス屋根を設置し、さらに側面にも板を設ける方法についてお話ししました。
テラス屋根は、住宅のテラスやベランダなどに取り付ける屋根で、玄関前の雨よけとして利用できる場合もあります。
もちろん、テラス屋根を設置したからといって、強風を伴う雨や雪を完全に防げるわけではありませんが、現在の短い庇だけの状態と比べれば、玄関前を覆う範囲を広げることができるため、雨や雪が直接当たる量を減らすことが期待できます。
さらに側面にも板を設けることで、横から吹き込んでくる雨や雪に対しても、現在よりは対策しやすくなります。
今回のようなケースでは、「完全に濡れなくする」ことだけを目標にするのではなく、建物の形状や工事費、見た目、施工のしやすさなどを総合的に考えて、今より少しでも快適になる方法を選ぶことが大切です。
「玄関に雨が吹き込んでくる」
「冬になると雪が玄関前まで入ってくる」
「玄関の庇をもっと長くしたい」
「風除室を付けたいけれど、今の家に取り付けられるか分からない」
このようなお悩みがあっても、実際に建物を確認してみなければ、どの方法が適しているのか判断できないことがあります。
特に既存住宅では、屋根や庇、外壁、雨樋などがそれぞれ関係しているため、希望する商品をそのまま取り付けられるとは限りません。
新潟市東区をはじめ、新潟市周辺で玄関の雨風・雪対策をご検討の方は、「こんなことを相談しても大丈夫かな」と思う段階でもお気軽にご相談ください。

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