・水はけが悪く雨漏れがしやすい
・汚れが溜まり、屋根材に腐食などで劣化に繋がる
・使用できる屋根材が少ない
・天井と屋根の間が狭くなりますので、断熱効果が低くなる
緩勾配(かんこうばい)は雨漏りをしないように施工を行っていても、屋根材の劣化や腐食によって穴やすき間ができ雨漏れをしてしまいます。
そのため、緩勾配の屋根では、並勾配・急勾配の屋根よりも屋根の点検や早めにメンテナンスをすることが重要です。
屋根勾配は屋根材によって勾配が決まってきます。
金属屋根なら1寸以上、スレート屋根なら3寸以上、瓦屋根なら4寸以上が最低の勾配基準となっています。
基準以下にしてしまうと、雨漏りなどの危険性が高まりますので、必ず基準を守るようにしないといけません。
屋根の角度は、「使用できる屋根材」「水はけ」「メンテナンス」「お住まいの地域環境」といったことに繋がります。
緩勾配の施工は雨仕舞いという知識と技術が必要となります。