風害によって起きる屋根被害や屋根上点検箇所について
最近、新潟県では暴風雨がよく吹き荒れることが多いですね。
それによって、屋根被害が引き起っているのが現状です。
今回は、風害によって起こる屋根被害についてお話します。
板金屋根の場合、繋がっているので剥がれる際は軒先から一気に飛散することが多いです。
瓦屋根の場合、1枚ずつ葺いておりますのでその部分のみ飛散したり、ズレや割れるといったことが生じてしまいます。
【雨樋の場合】固定している金具の緩みによって飛散しやすくなります。
でんでん(雨樋金具)の腐食や錆び等を確認した方が宜しいかと思います。
また金具の他にステンレス線でも固定していますので、そちらも切れていましたら交換を行いましょう。
【軒天の場合】
風が下から吹き上げる際に軒天ボードを巻き込み破損させる場合がございます。
家の周りが田んぼや空き地の場合は特に注意しなければなりません。
風害によって被害が多いのが『雨漏り』です。
小さなの穴や少しの隙間があることによって雨漏れに繋がってしまいます。
屋内の天井や内壁に雨染みができ、修繕する箇所が4つの中で1番多いかもしれません。
その分、時間やコストが掛かりますので定期的にメンテナンスすることを怠らないことをオススメします。
また、予めタオルや雑巾等を準備することやその時の雨の状況や風の吹き方などを記録に残しておくと修繕する際に雨漏れ部の早期発見にも繋がります。
強風が吹く前に、雨樋清掃や屋根上点検をすることによって被害が最小限に抑えられるかもしれません。
(※屋根上や大屋根に取り付いている雨樋を清掃することは危険ですので業者等に頼みましょう。)
~~点検箇所~~
・瓦屋根→瓦のズレや割れ、剥がれ
・雨樋→詰まり・はずれ
・排水口の詰まり
点検をすることは、とても大事なことです。屋根が剥がれ落ちることで、二次災害になりかねません、しっかり責任を持って維持管理をしなければなりませんね。
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