アスベストが含まれている建材を解体する時の危険性とは？
今回は、アスベストが含まれている建材に関して撤去する際に気を付けなければならないことについてお話致します。
まずアスベストとは、どのような性質なのか？？
『アスベスト』は、石綿のことで、発がん性質を持っており、解体時に飛散し吸い込むことによって肺がんになる危険性があります。非常に細かく人間の目には見えないくらいの性質なのです。
1970年頃～1990年頃まで工場などの外壁や屋根材として使用されることが多かったアスベストは、コロニアル瓦や断熱材として使われていました。
アスベストには、レベル1～3まであり最も危険なレベルが1です。
こちらの外壁は、アスベストレベル3が含まれています。
危険レベルは最も低いですが、解体する際に必ず作業計画書を作成しなければいけません。
その作業計画書は、役所に提出することも義務付けられています。
また、外壁を処分するときに「マニフェスト」を処分所に提出が必須となります。
解体する作業員は、必ずアスベストを含む建材を解体するための特別な教育を受けていないと作業をすることは出来ません。
また作業時に、原則として粉じんマスクや手袋、粉じんが付きにくい服を着用して対策を行います。
レベルが上がっていくことで、対策や解体時の原則がかなり厳しくなってきます。
アスベストはかなり危険な物質なので、肺がんになるリスクと隣り合わせの作業になります。
対策や準備段階から慎重に行わなわなければいけない解体作業ということです。
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