瓦屋根から板金屋根に葺替工事は下地の補修が必要です
大きな震災が起きてから屋根の重さは【軽く】した方が良いと感じる方が多くなり瓦屋根から板金屋根、または他の素材に葺替て屋根からの荷重を軽くしようという考えが多くなりました。
なので屋根を葺き替える時に瓦から板金屋根に葺き替える。
という方が増えているのが現状。
新築物件の屋根も10棟に対して1棟瓦屋根があるかどうかです。
瓦屋根から板金屋根に葺き替えるのに瓦だけを撤去してしまえばよいわけではありません。
板金屋根に葺き替えをする場合はいくつか屋根の構造などを変えなければならないのです。
※既存の状態による。
瓦屋根の軒先やケラバ部分の下地木材の水切りはほとんどが三角の形に加工してある水切りです。
これを合板やシージングボードの厚さに合わせて角材に打ち替えなければなりません。
軒先・ケラバ部とは
10数年たった瓦屋根の下地は実は隙間がいっぱい。
合板を隙間なく施工している現在とは違い約90㎜幅の板を隙間を空けて施工していました。
上の写真の様に瓦が沈んで室内に漏水させていた原因でもありました。
なのでもし瓦屋根から板金屋根に葺き替える場合は新しい合板に打ち替えるか上から重ね貼りをする方法を取る事になります。
隙間がある所に板金屋根材を施工する事は基本行っていません。
12㎜の構造用合板を屋根の下地【野地板】、重ねてシージングボードを並べます。
シージングボードは遮音性に優れていて板金屋根に当たった雨音やあられの音を軽減させてくれます。
また、多少の断熱性能も兼ね備えてますので板金屋根からの冷気や熱気を抑えることができます。
シージングボードはいらないとのお客様もいらっしゃいます。
お客様のご希望に沿うようにしていますが板金屋根からの音はストレスを感じる事。
断熱性能が劣るのでエアコン等冷暖房機器からの電気代は上がりますのでご了承頂いたうえで工事をさせて頂きます。
シージングボード施工後は下葺き材の施工です。
基本的にはゴムアスファルトルーフィングという下葺き材の中でも防水性に富んで長持ちするものをご提案させて頂いています。
瓦屋根から板金屋根へのご検討の方はまず街の屋根やさん新潟店にお電話ください。
お客様それぞれに見合った工事のご提案をさせていただきます。
現在瓦屋根ではない方は屋根材を上から張るカバーリング工事もありますのでこちらもお気軽にご連絡下さい。
屋根・外壁・雨樋・雨漏れのご相談は【街の屋根やさん 新潟店】までお気軽にお電話ください。
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