今回は新潟県阿賀野市にお住まいの方より、3～4月に2回発生した地震によって土留ブロックに亀裂が入りひび割れしているとお問い合わせを頂きましたので、早速被害の状況を確認するために訪問してきました。

現地調査

今回被害に遭った土留めブロックは、高さ560ｍｍの横が約8ｍくらいあります。そのうちの2.5ｍは亀裂が入り前に傾いてズレている状況でした。

揺らしたらすぐに倒壊するくらい危険な状態だったため、早めの補修工事か修繕工事が必要です。

また他の箇所でもひび割れや表面のモルタルが剥がれ落ちておりましたが、剥がれた箇所に限らず全体的にモルタルを取り除き再度塗り直しが必要で、ひび割れ部分には広がらないようにモルタルで隙間部分を埋めることで宜しいかと思います。

ところどころ側面部分のモルタルが剥がれている箇所が見受けられました。

剥がれ落ちていると雨水が入りそこから劣化していきますので、一部分のみ補修したとしてもまた同じような状態になりますので全体的に修繕が必要と判断しました。

亀裂が入りズレているブロックは撤去し、新しくブロックを積み直し側面や上部はモルタルで仕上げる工事をご提案しました。

側面や上部にモルタルで仕上げない方法もありますが、モルタルを塗ることによってブロック塀をコーティングし耐久性を高める効果がありますので、そちらの方法をオススメしました。