新潟県の山付近に住まわれている方はよく見かける『カメムシ』

カメムシは冬前にたくさん発生すると大雪が降る、悪臭を放つ虫という印象が強いですが、悪臭など人的被害の他にも農作物の水分を吸い変形や腐る原因になります。

そしてカメムシは色や大きさ、形など様々な種類が多いと言われており、地域によっては呼び方が違く、ヘクサムシ・ヘッポリムシなどと呼ばれているようです。

主に4月くらいに繁殖期を迎え、5～8月にかけて産卵、1～2週間後には孵化し約1ヶ月で成虫へと成長をしていきますが、長くても1年半くらいしか生きられないだそうです。

なぜ悪臭を放つのか？

悪臭を放つ理由は・・・

外部から刺激を受けること、仲間に危険を知らせるために臭いを放ち危険から身を守っているようです。

刺激をしてしまうと悪臭が漂いますので、見つけても気概を加えないことが1番良さそうですね。

なぜ家の中にいることがあるの？

カメムシは越冬を求めて暖かい場所に集まり寒さをしのぎます。

2～3ｍｍの隙間があれば家の中に侵入することができますので、網戸の穴や換気扇などから侵入されることが多いです。

またカメムシは白いものに集まる習性があるため、洗濯物を取り込む際に一緒に室内に入れてしまう可能性もあります。

洗濯物を取り込む際、白いものに関してはしっかり確認して取り込んだ方が良いですね。

カメムシの予防対策はあるの？

2～3ｍｍ程度の隙間を埋めることが非常に難しいことだと思います。

そのため、網戸・窓をきちんと閉めることや網戸に破れがないか、隙間がないか冬前によく確認してください。

その他の対策として市販で売られているカメムシ対策スプレーや忌避剤を吹くことで近寄ってこなくなると言われていますので、窓枠に吹くなどし対策をしましょう。