燕市にお住まいの方より、屋根裏の天井材にカビや雨染みがあり、結露なのか雨漏れなのか分からないので見て欲しいとご相談を頂きました。

早速、雨染みやカビを確認するために現地調査を行いました。

街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。

現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！までお問い合わせください！

雨染みとカビの現地調査

今回現地調査を行ったお宅は築7年です。

ある日屋根裏を見たら天井にシミやカビが広範囲に広がっているのを発見したそうで、それ以降雨が降っても垂れてくるほどではないため結露？雨漏れ？と疑問に思い、街の屋根やさん新潟店にお問い合わせをしてくださいました。

シミやカビが生えている箇所はほとんどが棟部付近。時々軒先部にもありますが、ほとんどが棟部です。

屋根裏には壁に換気扇が設置されていますが、夏や冬場は冷暖房の効きが悪くなると思い止めていたそうです。

換気扇をとめてしまうと空気の流れをつくることが出来ず、天井で滞留することによって外と中の温度差で水滴に変わり結露に繋がってしまいます。

暖かい空気は軽く上へ、冷たい空気は重く下に移動してくるため、冬場は特に室内の暖かい空気と外の冷たい空気によって温度差がうまれ、結露しやすくなりますので換気を十分に取る必要があります。

今回のシミやカビの状況からして結露の可能性が非常に高いと思われますので、換気を止めずに回し続けることと棟部に換気棟がなかったため設置する工事をご提案しました。

さて、これから寒い時期になりますが皆さんのお宅では換気を行っていますか？

夏は窓を開けて網戸にしておくことで換気されていると思いますが、寒いと中々窓を開けないと思います。

ただ換気を行わないと上記のように屋根裏にカビが生えたりと二次災害に繋がりますので寒くても換気は必要な作業です！

誤った換気方法では意味がありませんので簡単に今回はご説明します。

上記写真は開口部を1ヵ所のみ開けた場合です。開口した場所付近は新鮮な空気が入ることで淀んだ空気を押してしまうだけで解消はされません。

しかし開口部を2ヵ所にすることで淀んだ空気が抜けて綺麗な空気のみになりますが、これを同じ方向の窓を開けては意味がないのです。

同じ方向だけですと、その窓周辺の空気しか換気されませんので、お部屋全体の空気を入れ替えるためにも”対角”に開ける必要があります！

これからインフルエンザが流行してきますし、結露が発生しやすくなりますので換気を意識して行うようにしましょう。