今回ご相談をいただいたのは、築23年の一戸建て住宅。
新潟の冬は落雪によるトラブルが多く、特に重みのある雪が一気に落ちてくる大屋根では、軒樋が変形する事例がよく見られます。
現地調査では、軒樋の中央部分が下に傾き、適切に水が流れずに軒樋内に雨水が滞留していることが確認できました。
雨が降るたびに水が溜まり、やがてあふれ出してしまう可能性もあります。
軒樋の不具合は見た目以上に建物へ悪影響を及ぼします。
たとえば、水が正しく排水されないことで外壁や基礎に染み込んでしまい、劣化の原因となるからです。
お客様に調査結果をご説明し、今回は以下の工事をご提案しました。
●仮設足場の設置
●傾いている軒樋の交換(長さ9.5m、直径105φ)●軒樋を支える金具と集水器の交換
※軒樋とは、屋根の軒先に設置され、雨水を集めて排水するための横方向の樋のことを言います。
工事は安全第一で仮設足場を設置した上で進めました。
今回は9.5メートルの軒樋を丸ごと新しいものに交換し、落雪によって変形していた中央部分もまっすぐに修復。
さらに、軒樋を支える金具もすべて新しくし、落雪にも耐えられるよう強度を確保しました。
併せて、雨水をスムーズに縦方向の樋へ流すために必要な集水器も交換しています。
今回のように、新潟のような積雪地では雪の重みで樋が変形する事例がとても多く見られます。
「なんとなく雨水があふれている気がする…」「最近、軒樋の中央がたわんで見える…」そんなときは、お気軽にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん新潟店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.