現地にて調査を行ったところ、建物の基礎部分に合計6か所のクラックが確認されました。
クラックの幅はそれぞれ異なり、髪の毛のように細い「ヘアクラック」から、最大で0.9mm程度の幅があるものまで。
中には「見た目は小さなヒビでも、放置すると雨水や湿気が浸入して内部の鉄筋を錆びさせるおそれのあるもの」も含まれていました。
「クラックってあるだけで危ないの?」と不安に思われる方も多いですが、実はすべてのクラックが危険というわけではありません。
クラックには次のような種類があります:
ヘアクラック:幅0.3mm未満。表面のみの微細なヒビ。
構造クラック:幅0.3mm以上。鉄筋にまで影響が及ぶおそれがある。
今回は、最大0.9mmのクラックも含まれていたため、早めの対応が必要と判断しました。
お客様には状況をご説明し、エポキシ樹脂を使った補修工事をご提案しました。
エポキシ樹脂とは、コンクリート内部に注入することでヒビをしっかりと埋め、構造的な強度を回復させる補修材です。
注入後は硬化し、クラックが再び広がるのを防ぐ効果もあります。
この工法は、特に0.2mm以上のクラックに対して有効で、美観を損なわず耐久性も確保できる方法として広く使われています。
特に今回のように新しい住宅であっても地震や地盤の影響でひび割れが生じることがあります。
放置することで雨水や湿気が入り込み、鉄筋のサビや構造劣化につながるおそれもあるため、早めの確認と補修が安心につながります。
地震があった直後は目立たなくても、時間が経ってからヒビが大きくなることもあるため、定期的なチェックはとても重要ですので、小さな不安でも、気になったらぜひお気軽にお問い合わせください。
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