現地を訪問して確認させていただいたところ、建物の基礎部分に5箇所、ひび割れ(クラック)が見つかりました。
ヒビの幅は0.3mm未満の細いものがほとんどでしたが、一部には縦方向にやや長めのクラックも見られました。
このような基礎のクラックは、「構造クラック」と「ヘアクラック」の2種類に分類されます。
● 構造クラックは、建物の構造に影響を及ぼす深いひび割れで、補強や再施工が必要なケースもあります。
● ヘアクラックは、表面にできたごく浅いひびで、経年や乾燥によって自然に発生することもあります。
今回は調査の結果、構造に深刻な影響を及ぼすクラックではないと判断されましたが、「このまま放っておいていいのか?」という不安を取り除くためにも、早めの補修をご提案いたしました。
クラックの原因はさまざまですが、今回のように地震の揺れによる建物の微細な動きが要因となることは少なくありません。
特に基礎コンクリートは硬く、ある程度の弾力性がないため、大きな力が加わるとクラックが入ってしまうことがあります。
また、地震以外にも以下のような要因でクラックが発生することがあります。
凍結や乾燥などの温度差
地盤の沈下や建物の傾き
コンクリートの施工時の不具合
今回は、地震直後に発見されたことから、揺れが直接的な原因と考えられます。
そのため今回は補修方法としては、クラックに対して専用の補修材を注入・充填する方法をご提案しました。
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