
2024.10.03
新潟市西区にお住まいの方より、能登半島地震の影響で基礎にクラックが入ったので補修したいとご相談を頂いたことがきっかけで現地調査を行いました。街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさん…

五泉市にお住まいのお客様から、「地震の後に家の基礎部分に細かいヒビのようなものができているのに気が付きました。今後のためにも、きちんと見てもらいたい」とご相談を頂いたことがきっかけで現地調査を頂きました。
現場で基礎を細かく確認したところ、幅0.1mm〜0.5mm程度のクラックが14箇所見つかりました。
「基礎クラック」とは、建物を支えるコンクリート基礎に発生する細いひび割れのことを指します。
髪の毛のように細いひび(ヘアークラック)であれば構造的な心配はほとんどありませんが、0.3mmを超える(構造用クラック)ものは、内部に雨水が侵入して鉄筋を錆びさせるリスクがあるため、早めの補修が必要です。
築年数が浅い住宅でしたが、最近発生した地震によって、基礎コンクリートに内側にかかる力が集中したと考えられます。
特にコーナー部や窓下など、力がかかりやすい部分に集中してクラックが確認されました。
こうした場合は、構造そのものに問題があるわけではなく、地盤や揺れの方向による「物理的な影響」によるひび割れです。
今回ご提案した方法は「補修材による充填工事」です。
現地調査を行ってみて、構造的な重大な損傷ではないと判断できたため、クラック部に専用の補修材を充填して、内部への水の侵入を防ぐ施工方法をご提案しました。
全14箇所のクラックに補修材を充填し、硬化後に表面をならして完了となりました。
施工は朝からスタートし、約2時間で作業が終了し、施工後はクラックの目立ちも抑えられ、美観も回復。
もちろん、内部への水の侵入や鉄筋の腐食リスクも大幅に低下します。
基礎のクラックは放置してもすぐに建物が傾くわけではありませんが、ひび割れ部分からの水分侵入や凍害(冬場の水分凍結による劣化)が原因で、数年後に深刻な被害へとつながることもあります。
特に新潟のような雪国では、融雪と凍結の繰り返しによってコンクリートの劣化が進みやすいため、早めの補修が建物を長持ちさせるポイントです。
「まだ3年しか経っていないから大丈夫」と思われがちですが、地震や地盤の動きによって築浅の住宅にもクラックが入るケースは少なくありません。
ひびを放置しているお宅、雨の後に基礎にシミができるようになったなど気になる方はぜひ街の屋根やさんにご相談ください。
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