築50年ほどの一戸建て住宅で、屋根にはセメント瓦が使用されていました。
お客様によると、7年前に屋根の塗装工事を行ったとのこと。
実際に屋根の状態を確認すると、瓦自体の割れや欠けはほとんどなく、一見すると問題なさそうに見えますが、よく見ると、瓦の「重ね目(瓦と瓦の隙間)」が塗料で埋まってしまっており、水の抜け道がふさがっている状態でした。
恐らく今回の雨漏れの原因は縁切り不足によるものです。
まず瓦屋根を塗装した際に行う「縁切り(えんきり)」という工程をご存じでしょうか?
これは塗料で塞がってしまった瓦の隙間を再び切り離して、雨水や湿気を屋根内部に溜め込まないようにする大切な作業で、縁切りがされていないと瓦の下に入った雨水が排出できずに滞留し、やがて屋根下地を濡らしてしまうことがあります。
今回の雨染みも、この“縁切り不足”が原因である可能性が非常に高い状況でした。
それに瓦の下地状態を確認してみると、黒ずみや一部分に穴があいていることを確認しましたので、下地補強をするために『瓦の葺き直し工事』をご提案しました。
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