新潟市秋葉区にお住まいのお客様より、「キッチンの蛇口から部品のようなものが落ちてきたので見てほしい」とお問い合わせをいただきました。
今回お伺いしたお宅は築10年ほどのお住まいで、キッチンはTOTO製の「クラッソ」が設置されていました。
お客様のお話によると、普段通り水を使用していたところ、水が出てくる先端部分から小さな部品が落下してきたそうです。
「水は出ているけれど、このまま使い続けても大丈夫なのか分からない」と不安になり、街の屋根やさん新潟店へご相談いただきました。
街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。
まずは設置されている水栓の確認を行いました。
今回設置されていたのは、TOTO製のTKWC35型という引き出しホース付きのキッチン水栓でした。
このタイプは蛇口先端部分を引き出してシンク全体を洗える便利な機能が備わっているため、多くのご家庭で採用されています。
一見すると外観に大きな異常は見受けられませんでしたが、お客様がお持ちになっていた落下した部品を確認すると、水栓先端部に取り付けられている網状の部品の一部であることが分かりました。
さらに詳しく調査するため、水栓先端部分を引き出して確認しました。
すると、水が出てくる部分に取り付けられている網が欠けている状態になっていました。
この網は「整流網」や「ストレーナー」と呼ばれる部品で、水道配管内から流れてくる細かなゴミや異物を受け止めたり、水流を整えたりする役割があり、普段は目立たない小さな部品ですが、実は非常に重要な役割を担っています。
長年使用していると、清掃時の脱着や経年劣化によって樹脂部分が弱くなり、今回のように欠けたり破損したりすることがあります。
実際に確認すると、網の一部分が欠損しており、落下した部品と一致していました。
小さな部品だからといって放置するのではなく、早めの修理や交換を行うことが大切です。
今回のお宅は築10年ほどでした。
実はキッチン水栓の寿命は一般的に約10年前後といわれています。
もちろん使用環境によって差はありますが、多くのメーカーでも10年程度を交換の目安として案内しています。
なぜなら、目に見える部分だけでなく内部のホースやパッキン、カートリッジなども経年劣化している可能性があるためです。
特に引き出しホース付きの水栓は、ホースの曲げ伸ばしを日常的に繰り返します。
そのため長年使用するとホースに小さな傷や亀裂が発生し、気付かないうちにシンク下で水漏れを起こしているケースもあります。
今回の不具合だけを見ると、先端部品のみの交換も可能ではありました。
しかし築10年が経過していることや、今後ホースや内部部品の劣化が進行する可能性を考慮し、お客様には水栓本体ごとの交換工事をご提案いたしました。
部分的な修理を行っても、数か月後や数年後に別の箇所で不具合が発生することも少なくありません。
そのため、長い目で見た際の安心感やコストパフォーマンスを考えると、新しい水栓へ交換をした方が良いタイミングでした。
キッチン水栓は毎日使用する設備だからこそ、少しの異変が大きなトラブルにつながる場合があります。
このような症状がありましたら、水栓交換のサインかもしれません。
特に築10年以上経過しているお住まいでは、一度点検を行うことをオススメいたします。
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