新潟市秋葉区にお住まいのお客様より、「ベランダの角の裏側が剥がれてきていて心配なので見てほしい」とお問い合わせをいただき、現地調査を行いました。
ベランダの裏側は普段あまり目にする機会が少ないため、不具合があっても気付きにくい場所ですが、剥がれや腐食をそのまま放置してしまうと、建物内部まで傷みが進行してしまうことがあります。
今回は、実際に現地調査を行った結果と、お客様へご提案した工事内容についてご紹介いたします。
街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。今回お伺いしたお宅では、2008年9月にベランダの改修工事を行っていました。
施工から約15年が経過していましたが、その後は一度もメンテナンスをされていなかったそうです。
ベランダは毎日、紫外線や雨風にさらされる場所です。施工直後は問題がなくても、年月の経過とともに防水材や板金、木部などが少しずつ劣化していきます。
定期的に点検を行っていれば小さな補修で済むこともありますが、長期間そのままにしてしまうと、今回のように下地まで傷んでしまうケースも少なくありません。
まず、お客様が気にされていたベランダ裏を確認しました。
剥がれていたのは、雨樋の近くにある軒天です。
現地で確認すると、軒天は角の部分から大きく剥がれ、内部の下地まで見えている状態でした。
木材も傷み始めていることが目視でも確認でき、このまま放置すると剥がれがさらに広がり、下地全体が腐食してしまう可能性があります。
軒天は一度傷み始めると自然に直ることはありません。
早めに張り替えることで、被害を最小限に抑えることができます。
ベランダ以外にも建物全体を点検したところ、玄関ポーチ屋根にも気になる箇所がありました。
破風板金の表面にコケが多く発生していました。
破風板金とは、屋根の端を覆っている金属製の部材で、雨水の侵入を防ぎながら建物を保護する役割があります。
コケが発生しているということは、その部分に雨水が長時間とどまっている証拠でもあります。
水が流れず滞留する状態が続くと、板金の表面だけでなく内部まで湿気が入り込み、徐々にサビが進行してしまいます。
さらに詳しく確認すると、雨水が滞留したことによって板金が傷み、内部まで水分が入り込んでいる可能性が高い状況でした。
板金は金属ですので、長期間水分にさらされることでサビが発生します。
サビが進行すると小さな穴が開き、その穴から雨水が建物内部へ入り込みます。
そうなると、板金の下にある木材が常に濡れた状態となり、腐食が進行してしまいます。
木材は一度腐食してしまうと強度が低下し、補修範囲も広がるため、工事費用が大きくなる原因にもなります。
そのため、板金の劣化は「まだ大丈夫」と思わず、早めに対応することが大切です。
現地調査の結果をもとに、お客様へは次の工事をご提案しました。
まず、剥がれて傷んでいるベランダ裏の軒天については、新しい軒天材へ張り替える工事をご提案しました。
傷んだ部分だけを補修するのではなく、腐食した箇所をしっかり取り除いたうえで新しい材料へ交換することで、今後も安心してお使いいただけます。
また、玄関ポーチ屋根の破風板金については、既存の板金を保護するカバーリング工事をご提案しました。
カバーリング工事とは、既存の部材を撤去せず、その上から新しい板金を被せる工事方法です。
撤去費用を抑えながら耐久性を向上させることができ、雨水の侵入も防ぐことができます。
現状ではまだ全面的な腐食には至っていませんでしたので、このタイミングで施工することで、建物を長く守ることができると判断しました。
ベランダの裏側や軒天は普段見上げる機会が少ないため、不具合に気付きにくい場所です。
しかし、
このような症状が見られる場合は、内部で腐食が進んでいる可能性があります。
被害が大きくなる前であれば、比較的小規模な工事で済むケースも多くあります。
街の屋根やさん新潟店では、ベランダや軒天、破風板金などの点検から補修・張り替え工事まで一貫して対応しております。
「少し剥がれているだけだから大丈夫かな…」と思っていても、内部では想像以上に傷みが進んでいることもあります。
気になる症状がありましたら、お早めにご相談ください。

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