縁側の床の悩み、「貼り替え」か「修理」か？

ご相談いただいた住宅は、築20年以上が経過した木造住宅。

床はフローリング材（木の板状の床材）で仕上げられていましたが、経年劣化により一部の表面材が剥がれてしまっている状態でした。

表面の剥がれを放っておくと、湿気やホコリが入り込み、下地が傷んでしまう可能性もあります。加えて、ささくれや段差で足を引っかけてしまうなど、日常の安全面でも不安が残ります。

クッションフロアとは？

今回ご提案したのは「クッションフロアでの上張り工事」です。

※クッションフロア（CF）とは…
ビニール系の柔らかい床材で、表面に木目や石目のデザインが印刷されており、住宅のトイレなどでもよく使用されています。水や汚れに強く、価格も比較的安価なのが特徴です。

今回の縁側は屋内と屋外の中間的な場所ということもあり、ある程度の耐久性とお手入れのしやすさを兼ね備えた床材が適していると判断し、クッションフロアをオススメしました。

工事の流れと施工ポイント

施工面積は約6㎡。

まず、既存のフローリング表面をきれいに掃除し、傷んでいる部分はパテ補修を行いました。その上から、クッションフロアをぴったりと敷き詰めて貼り付ける「上張り」施工を行いました。

「上張り」は既存の床を壊さずに施工できるため・・・

• 廃材が少ない

• 工期が短い

• コストを抑えられる

といったメリットがあります。

「床が剥がれてきたけど大ごとにしたくない」そんな方にオススメです

縁側のように日常的に使用する場所は、床のちょっとした剥がれや傷みでもストレスになります。

ただ、「床を全部剥がして張り替えるとなると費用が…」と躊躇される方も多いはずです。

そんなとき、今回のような上張り工法は、コストを抑えながら見た目と機能を回復できる優れた選択肢です。

「うちの床、そろそろ手を入れたほうがいいのかな？」「このくらいの剥がれって、工事が必要？」
などお悩みがある方は床の状態やご希望に応じた工事方法をご提案いたしますのでお気軽にご相談ください。