五泉市にお住まいの方より、1階お部屋の天井に雨染みが出来ているため見て欲しいとご相談を頂きました。

早速雨漏れの原因箇所を確認するために訪問してきました。

こちらのお宅は、2階建ての瓦屋根。築年数は不明とのことでしたが、30～40年以上は経っているように見受けられました。

1階のお部屋が雨漏れしていることに気が付いたのは、ここ最近だそうですが、2階のお部屋は去年雨漏れをしたようです。

ただ、自然と雨漏れが止まったため修繕せずに様子を見ていたが、1階が雨漏れしたため今回お問い合わせをしてくださいました。

さて、今回現地調査についてお話します。

大屋根の軒天が全体的にボロボロでベニヤ板が剥がれている状態でした。

ただ建物の周りの環境が杉の木と竹に囲まれていたため、その影響も大きいかと思います。

どうしても建物の周りに木々などがある場合、劣化が早くなります。

そして大屋根のセメント瓦にはコケが生えて水はけが悪い状態でした。

瓦にコケが生えていると劣化をしているサインですね。

コケは湿気が多い場所・建物の周りに木々がある場合、増殖しやすいです。

こちらのお宅はコケが増殖しやすい環境のため、屋根上の広範囲に付着しているのでしょう。

このまま放置しておくのはかなり危険ですので、除去が必要です。