現地調査について

新潟市江南区にお住まいの方より、大谷石塀の汚れが気になるため修繕かフェンスに交換したいとご相談を頂き、即日汚れの度合いや大谷石塀の状況を確認するために訪問してきました。

汚れの他にもこのご時世いつ地震が発生してもおかしくないので、耐震について心配だったそうです。

石塀は施工してからおおよそ50年。

施工してからかなりの年数が経っているため、劣化と全体的に汚れが付着している状態でした。

近くによって見ると、黄ばみや雨垂れ、コケなどが全体的に付着し手で擦っても落ちないくらい目立っている状況でした。

石塀自体にかなり濃く出ているのは、恐らくコケやカビ菌が繁殖をしているのが原因と考えられます。

施工してから年数が経っていることや日当たりが悪い面の場合は特に繁殖がしやすいですし、経年劣化してくると、石塀自体に湿気がこもりやすくなるのが特徴です。

そして雨垂れに関しては常に外にある石塀ですので、長年雨を浴びてきたことで筋状の汚れが目立ってきます。

今回の大谷石塀の全長は約30ｍ、高さ1.1ｍです。

汚れを落とす方法として、高圧洗浄と汚れ防止剤塗装をご提案しました。

汚れ防止剤塗装とは、塗装をしたら浸透して優れた撥油性と撥水性を発揮する塗料を使用します。

自分で行うメンテナンス方法

上記のような汚れにならないように、定期的なメンテナンスが必要ですので今回は自分で行う簡単メンテナンス方法についてご紹介します。

メンテナンスをするにあたって、晴れの日・研磨剤がついているスポンジで擦らないのが特に大切です。

軽度な汚れでしたら、家庭用の塩素系漂白剤とスポンジで落として、コケやカビがひどい場合は外壁用洗浄剤を使用し、スポンジで優しく擦ってください。