あまり「軒天(のきてん)」という言葉、聞き慣れない方も多いかもしれません。
これは、屋根の軒先の裏側部分に張られている板材のことを指します。建物の外観では目立ちにくい部分ですが、実は非常に重要な役割を担っています。
●雨や風から屋根の構造部分を守る
●屋根裏の換気を助ける今回のお宅では、この軒天の角の1枚分が腐食しており、放置すると他の箇所も腐食する恐れがあります。
軒天に使用されていたのは「ケイカル板」という素材。
耐火性・防湿性に優れている建材であり、多くの住宅で軒天材として使用されています。
ただ築年数が経過すると、屋根の防水性能が落ちますので、強風や雨水によって、徐々にケイカル板に傷んできます。
今回も、屋根の端部分に雨水がまわり、角の一枚が腐食してしまったと考えられますので、腐った板を放置しておくと見た目の印象が悪くなるだけでなく、鳥の侵入や建物内部への影響も懸念されるため、1枚張り替えをご提案しました。
また軒天の腐食は、見えにくい部分だからこそ気づきにくく、放置しているといつの間にか被害が広がっているケースも少なくありません。
「角が黒ずんでいる」「一部が浮いている」「剥がれかかっている」などが見受けられましたら、張り替えをご検討されることをオススメします。
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