最近また雨漏れ被害のお問い合わせが増えています。

なぜ雨漏れ被害が増えているかといいますと、屋根上に蓄積している雪が溶けて、コーキングの経年劣化箇所や屋根材の破損部分から漏れていることが多いです。

今年は去年と違い、屋根上に雪が積もっていませんので修繕工事を行うことが出来ますが、雪が積もってしまうと工事自体出来なくなりますので、今雨漏れしているお宅は早めに現地調査のお問い合わせをしましょう。

新潟市秋葉区にお住まいの方より、1階居間の天井から雨漏れしているとお問い合わせを頂き、現地調査のため伺ってきました。

雨漏れしている箇所は窓際です。

天井材が濃く色が変わっている箇所が雨漏れしている部分。

雨漏れしている範囲は天井材2枚分と他4枚の端に広がっている状況です。

こちらのお宅の天井材は、ジプトーンでした。

ジプトーンは一戸建ての天井材ではあまり使用されることは少ないですが、社屋や学校の天井材でよく見かけると思います。

それは、材料自体安価で防音効果が高いため学校などの天井材として使用されることが多く、簡単に張り替えもできるのでメンテナンスもあまり費用が掛からずに行えるのが魅力です。

そして屋内の雨染みは確認できましたので、屋根上にあがり原因部を究明しました。

屋根材は瓦。築年数も数十年は経っている様子でした。

雨染み場所から考えてみると、軒先付近が怪しいですが全体的に瓦が薄くすぐに割れそうなくらい劣化していました。

その他にも谷板金が腐食していましたので、雨漏れの原因と考えられる場所は多くありました。

ただ瓦自体劣化がひどいため、下地補強をした上で板金に葺き替えた方が良いと判断しました。