「クラック」とは、建物のコンクリート部分にできるヒビ割れのことです。
特に、基礎クラックは建物を支える土台部分に生じるため、「耐震性や安全性に関わるのでは?」と不安に思われる方が多いです。
実際に、髪の毛のような細いヒビ(0.2mm以下)は構造的に大きな問題にならないケースがほとんどですが、放置していると雨水や湿気が侵入し、内部の鉄筋を錆びさせてしまう恐れがあります。
鉄筋が錆びると膨張し、さらにコンクリートを押し割ってしまう「爆裂」という状態になることもあるため、早めの対応が大切です。
現地調査では、建物全体を確認し、基礎の立ち上がり部分に14箇所のクラックを見つかりました。クラックの幅は最小で0.1mm、最大で0.5mm程度でした。
今回は、地震による揺れが繰り返されたことで、コンクリートに小さな力が加わり、乾燥収縮などと合わさってヒビが入ったものと考えられます。
お客様には・・・
●クラック内部に水が入ってさらに広がる前に対策すること
をご説明し、基礎クラック部への補修材注入工事をご提案しました。
新潟県内では能登半島地震後から、地震による住宅への影響が見え始めています。
特に築年数の浅い住宅でも、コンクリートの乾燥や揺れの影響でひびが入ることがあります。
「大したことないかな」と思っていても、クラックは早めの処置が建物を長持ちさせるポイントになるため、費用面も小規模なうちなら抑えられますので、気になる方は早めの補修をオススメします。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん新潟店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.