「雨漏り」と聞くと天井や屋根裏を思い浮かべる方が多いですが、実は住宅の隅にある“押し入れ”に症状が現れるケースも少なくありません。
今回のお宅では、押し入れの天井材がふやけて剥がれ、染みのような痕が複数確認できました。これが長年にわたって、じわじわと雨水が入り込んでいた証拠です。
問題の原因を探るため、屋根の点検を行ったところ、瓦屋根と板金屋根の境目(取り合い)部分に大量の草木やコケが溜まっていることがわかりました。
瓦の隙間や板金の段差に、風で運ばれた落ち葉やホコリが少しずつ堆積し、そこに雨水が染み込みやすくなります。
さらに時間が経つとコケや小さな草が生え、それが常に湿気を含む状態となり、雨水の排水を妨げてしまいます。
今回のご提案と施工内容は以下のとおりです。
●屋根上の草木・コケの除去
●該当箇所の清掃と点検※「雨仕舞」とは、雨水が建物に侵入しないようにするための構造や処理のことです。
植物は水分を吸収しやすく、周囲にも湿気を留める性質があり、屋根に草木やコケが繁殖してしまうと問題が発生してしまいますのでご説明します。
●水が排水されず、屋根材の下へ染み込みやすくなる
●屋根材の接合部や隙間に水が滞留して腐食が進む●小さな隙間から毛細管現象で雨水が室内側へ侵入
特に瓦と板金の「取り合い」部分は、素材の違いによる段差があるため、水の流れが滞りやすく、ゴミも溜まりやすい構造となっています。街の屋根やさんご紹介
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