現地調査の結果、基礎部分には約11箇所のクラックが確認できましたが、全て「ヘアクラック」と呼ばれる非常に細かいひび割れで、基礎の構造そのものに影響を与える「構造クラック」ではありませんでした。
ヘアクラックとは、幅が0.3mm以下の細かいひび割れのことを指し、主に乾燥や収縮などで発生します。構造上の問題はほとんどなく、多くの場合は補修で十分対応可能です。
クラック部分に補修材を充填
→ひび割れの隙間に専用の補修材をしっかりと埋め込みます。これにより、雨水や湿気が入り込むのを防ぎます。
段差部分をカット
→クラックの周囲に段差ができている箇所は、カッターで丁寧にカットして平らに整えます。
仕上げに研磨(やすりがけ)
→補修材を充填した部分をやすりで削り、周囲の基礎面と馴染むように仕上げます。
こうした工程を行うことで、補修した跡がほとんど目立たなくなります。
ヘアクラック程度であれば、この方法がもっとも自然に仕上がり、見た目も気にならないのでオススメです。
ヘアクラック自体は構造的に問題ないケースがほとんどですが、そのまま放置すると雨水が入り込み、凍結や湿気の影響でクラックが広がる可能性があります。
また、基礎部分からじわじわと劣化が進行してしまうリスクも考えられますので、早めに補修を行うことで、大掛かりな工事を未然に防ぎ、安心して長く暮らせる住まいを維持できます。
「基礎にひびが入っていて心配」「補修が必要かどうか判断できない」といったお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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