天井の真上にあたる屋根部分を確認したところ、ポリカーボネート製の屋根に多数の穴が開いていました。
ポリカは軽くて透明性があり、サンルームやカーポートなどによく使われる素材ですが、長年の紫外線や気温変化により、表面が劣化してひび割れや穴あきが発生することがあります。
今回はその穴が雨水の侵入口となり、天井へ漏れていたことが原因でしたが、屋根材全体に細かい穴が無数にあり、部分補修では対応が難しい状態でした。
現地確認の結果、使用されていたポリカ屋根はすでに廃盤品であり、同じ素材での交換ができないため、今回は次の2つの方法でご提案いたしました。
既存のポリカの上に新しいポリカを上張りする方法
→ 費用を抑えながら、雨漏りを防ぐことができます。ただし、屋根が二重構造になるため、若干光の透過性が落ちる点に注意が必要です。
ポリカ屋根を撤去して板金屋根に葺き替える方法
→ 耐久性を重視する場合におすすめです。板金(薄い金属の屋根材)は長寿命で、風にも強いため、今後のメンテナンス頻度を減らすことができます。
サンルームの雨漏りを放置してしまうと、内部の木部や下地が腐食し、カビの発生や構造材の劣化につながることがあり、特に天井部分は普段目にしづらく、気づかないうちに被害が広がってしまうケースも少なくありません。
また、ポリカ屋根は一見透明で分かりにくいですが、近くで見ると小さなヒビや変色が進行している場合もありますので、雨漏りが起きていなくても、設置から15〜20年が経っている場合は点検をオススメします。
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