 
大谷石とは、栃木県宇都宮市の大谷町で採掘される軽石質の石材で、やわらかく加工しやすいことから昔の住宅や塀によく使われてきました。
独特の風合いがあり、和風住宅との相性も良い人気の素材です。
しかし、軽くて多孔質なため、水を吸いやすく、経年劣化や凍害、そして地震の揺れなどによって崩れやすいという弱点もあります。
今回のような強い揺れが加わると、内部の結合が緩み、表面が粉状に剥がれてしまうことがあるのです。
 
現地で塀の状態を確認したところ、側面の表面が地震の振動で削られ、凹凸がはっきりと確認できました。
さらに、大谷石表面には細かい亀裂(ヒビ)が入り、段差ができている部分も見られました。
また、基礎と大谷石の継ぎ目部分には縦方向の亀裂が走っており、石がズレてしまっている箇所もあります。
このズレは塀全体のバランスを崩す原因となり、倒壊の恐れが非常に高い危険な状態でした。
本来であれば、安全性を最優先に「解体・新設工事」を行うのが1番良い方法ですが、お客様から「できるだけ解体せず、補修で直したい」とのご希望をいただきましたので、現状を維持しながら強度を確保できる方法で補修をご提案しました。
それに今回は新潟市で来年の2月まで申請できる地震補助金を利用して工事を行うようご提案しました。
地震によって発生した損傷は補助金を使い、自己負担金をおさえて工事を行うことをオススメします。
みなさんも室内、外部などで気になることがありましたらぜひ街の屋根やさん新潟店にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん新潟店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.
 
			