2021.02.28
新潟市秋葉区にて出窓から雨漏れしているので、見て欲しいとお問合せを頂き、即日現地調査を行いました。出窓の真上にある軒樋が破損していたため、サッシ枠から雨水が屋内に入り雨漏れに繋がったと考えられます。その際に庇の板金を確認したところ、かなり腐食し傷んでいる状態でした。板金が腐食して…

新潟市西区ににお住まいの方より「今まで雨漏れは一度もなかったのに、今回初めて天井に雨染みがある」とご連絡を頂いたことがきっかけでした。





現地に伺うと、雨漏れしているお部屋の天井には雨染みが広がり、実際に水滴が落ちている状態でした。
屋内から原因を確認しようと試みましたが、お部屋の近くには天井点検口がなく、屋根裏からの確認ができない状況。
そこで外部からの確認を行うため、はしごを掛けて屋根上に上がりました。
すると、大屋根の一部で瓦が1枚割れており、下地材にまで雨水が染み込んでいることが判明。
また、屋根の谷部分(雨水を流すためのV字形の金属部分)にある「谷板金」がかなり腐食しており、経年劣化も進んでいました。
現地調査の結果、主な雨漏れの原因は①割れた瓦②腐食した谷板金が原因だと思います。
また、築年数から見て谷板金の下に防水シートが施工されていない可能性も高く、谷板金交換時には必ず防水シートを新しく敷く必要がありました。
さらに、玄関上の板金屋根も腐食しており、こちらも放置すると雨漏れの原因になるため
①谷板金交換工事
②玄関上板金屋根のカバーリング工事
③軒天の傷み部分8枚カバーリングと破風鼻隠しの板金巻き工事
上記3工事もご提案しました。
天気予報を確認しながら、2日間にわたって工事を進めました。
①谷板金交換工事
→既存の瓦を一時的に剥がし、腐食した谷板金を撤去後、防水シートを新たに敷き込み、新しい谷板金を設置しました。
最後に、瓦を元の位置に葺き直して雨仕舞を整えました。
今回のように初めての雨漏れでも、原因は屋根の複数箇所にあることが多くありますので、瓦の割れや谷板金の腐食は、築年数が経つにつれて少しずつ進行するため、早期発見が大切です。
「天井にシミができた」「雨の日にポタポタ音がする」など、少しでも気になる症状がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん新潟店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.