屋根に上がって状態を確認したところ、全体的に瓦が経年劣化しているのが見られました。
お客様のお話では、約20年前に一度、数十枚の瓦を交換されたそうですが、その際瓦が「釘で固定されていた」とのこと。
実はこの釘固定が、瓦の割れを引き起こす大きな原因のひとつになります。
冬の新潟では屋根に雪が積もり、その雪が解けると雪解け水が釘部分に付着、その水が再び凍ると、釘の周囲が膨張し、固定された瓦に強い力がかかって割れてしまうことを「凍害」と呼び、寒冷地の瓦屋根では特に注意が必要です。
また、瓦の重なり部分には水が溜まったような跡もあり、一度入り込んだ雨水が抜け切らず、屋根内部で滞留していた可能性が高いと判断しました。
下地材も黒ずんで柔らかくなっていたため、このまま放置すると木材の腐食やカビの拡大に繋がる恐れがあるので、今回は下地の劣化が進みも確認した上で、屋根の下地補強+瓦の葺き直し工事をご提案しました。
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