
2025.08.21
新潟市東区にある築30年ほどのアパートのオーナー様より、「階段部分のタイルが剥がれて鉄骨がむき出しになっているので直してほしい」とのご相談をいただきました。早速、剥がれたタイル部分を確認するために現地調査を行いました。街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご…

新潟市中央区にお住まいのお客様より、「天井に雨染みができてしまって…屋根から雨漏れしているみたいなんです。」とご連絡を頂いたことがきっかけでした。
現地に到着し、屋根に上って詳しく調査を行ったところ、雨水が集まる谷板金という部分に穴が空いていることを発見しました。
谷板金とは、屋根の面と面が交わるV字型の部分で、雨水が集中して流れる重要な排水ルートです。
この部分に不具合が起きると、そこから雨水が建物内部に侵入し、雨漏れの原因になります。
しかも、今回使われていた谷板金の材質は「銅板」
長年の雨風で腐食が進み、穴が空いてしまった状態でした。
銅板にできた穴は、簡単な補修やコーキングでは防ぎきれません。
銅は時間と共に劣化し、再び同じような不具合が起こる可能性も高いため、今回は部分補修ではなく、谷板金全体の交換工事をご提案しました。
まず、既存の銅板製の谷板金をすべて撤去。
谷部分の下地が見える状態にし、その上に「ルーフィングシート(防水シート)」を敷いてしっかり防水処理を行います。
このルーフィングシートは、屋根の下にある第二の防水層とも呼ばれる大事な素材で、万が一、上から雨水が入り込んでも屋内に水が侵入しないようにするための保険的な役割があります。
その上に、新しい谷板金として「ガルバリウム鋼板」を敷設。
ガルバリウム鋼板とは、アルミと亜鉛の合金メッキが施された金属で、軽量かつサビに強く、長期間にわたって耐久性を発揮する屋根材として非常に人気があります。
今回のように、築年数の経ったお住まいでは、谷板金のような屋根の細かい部分が劣化しているケースがよく見られます。
特に銅板を使っている場合、年数が経つと腐食による穴あきが発生しやすくなります。
屋根の不具合は、雨漏れという形で現れてからでは遅いこともあります。
「なんとなく気になる」「天井にシミが…」といった小さなサインを見逃さず、早めの調査をオススメします。
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