
2024.10.03
新潟市西区にお住まいの方より、能登半島地震の影響で基礎にクラックが入ったので補修したいとご相談を頂いたことがきっかけで現地調査を行いました。街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさん…

新潟市北区にお住まいのお客様より「地震のあとに住宅の基礎にひび割れが入ったようなので見てほしい」とご相談をいただいたことがきっかけでした。
お伺いしてすぐに住宅の基礎周りを丁寧に調査したところ、全部で6か所のひび割れを確認しました。
クラックの幅は、髪の毛ほどの細さの「ヘアクラック」から、最大0.9mmほどの幅のものまでさまざまでした。
クラックはどれも地面から立ち上がった基礎部分に見られ、地震の揺れによってコンクリートに負担がかかったことが原因と考えられます。
コンクリート基礎に入るヒビ(クラック)というと、「家が傾いてしまうのでは…」と心配される方も多いと思いますが、すべてのクラックが重大な構造被害につながるわけではありません。
特に0.3mm以下のヘアクラックは乾燥収縮や経年変化で起こることも多く、すぐに大きな問題になるとは限りません。
ただし、今回は地震の影響でできたクラックであり、0.9mmと比較的幅のあるひび割れも含まれていたため、早めの補修が必要な状態でした。
今回ご提案したのは「エポキシ樹脂」を使ったクラック補修工事です。
エポキシ樹脂とは、非常に強力な接着力と防水性をもつ特殊な樹脂で、コンクリートの補修や補強によく使われています。
クラックの内部に樹脂を注入し、隙間をしっかりと塞ぐことで、水の侵入やさらなる劣化を防ぐことができます。
地震などの外力によって発生したクラックでも、再発しにくく、安心して暮らせる状態に戻すことが可能です。
施工は以下のような流れで行いました。
クラック部分の清掃と目視確認
クラック内部に樹脂を低圧注入
樹脂の硬化を待って仕上げ
6か所すべてに対して丁寧に作業を行い、見た目もすっきりとした仕上がりとなりました。
基礎のひび割れは、見た目以上に家の寿命や耐震性に関わる可能性があります。
放置すると、そこから水が入り込んでコンクリート内部の鉄筋を錆びさせたり、構造に悪影響を与えることも。
特に地震のあとや築年数の浅い住宅でのクラック発生は、できるだけ早めの確認と対応が大切です。
「これって大丈夫かな?」と思ったときが、調べ時・直し時です!小さなひび割れでも、気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。
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