
2021.05.24
新潟市東区にお住まいの方より、雨樋が破損しているので見て欲しいとご連絡を頂きました。 早速雨樋の状況を確認するために訪問し、屋根上も一緒に点検してきました。 屋根上を点検してみると、雨樋はもちろんのこと大屋根の軒先部分の瓦がズレている状態でした。 &n…

新潟市秋葉区にお住まいのお客様より、「雨樋が傾いていて、ちゃんと排水できていないようなので見てほしい」とご相談をいただいたことがきっかけでした。
お住まいは築20年以上の一戸建て住宅です。
冬の新潟では、屋根に積もった雪が徐々に解けて滑り落ちることで、雨樋に大きな負荷がかかることがあります。
今回のお宅も例にもれず、雪の重みで雨樋が前に傾き、支え金具が変形・一部腐食していました。
これにより、雨水が正しく流れず、溜まってしまったり、あふれたりする状態になっていたのです。
部分補修も選択肢としてはありましたが、複数の箇所に傾きや劣化が見られたため、下屋の軒樋全体を交換する方が安心と判断しました。
撤去後、新しい軒樋金具を取り付け、水平・勾配を調整しながら新しい雨樋を設置しました。
今回は下屋のみ雨樋交換工事でしたので、作業時間は約2時間ほどで完了しました。
軒樋金具の間隔が適切でないと、再び傾いてしまう可能性がありますので、建物の構造や屋根の傾きに合わせて慎重に取り付けることが重要です。
雨樋やその金具は、紫外線や風雨、積雪の影響で徐々に劣化が進みます。
見た目はまだしっかりしているように見えても、内部で腐食や変形が起きているケースも多く、突然の破損に繋がることもありますので、およそ10年を目安に点検や交換を検討することをオススメしています。
雨樋の破損は放置すると外壁や基礎の劣化、カビの発生、水の跳ね返りによる周囲の汚れなど、建物全体に影響を及ぼします。
少しの傾きや割れだからといってそのままにしておくと、気づかないうちに重大なダメージに発展してしまうことも。「雨のときにポタポタ音がする」「雨水が変な方向に流れている」など、気になる症状があれば、お早めにご相談ください。
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